![20170511-00084402-playboyz-000-1-view[1]](https://livedoor.blogimg.jp/matome00000-sakasaka10/imgs/c/f/cf51f7e8.jpg)
高校1年生にして先日、FC東京のトップチームデビューを果たした久保建英選手に関する報道が過熱しています。セルジオさんはどう感じていますか?
最近、スポーツ新聞を開くと、毎日のように久保君の名前を目にしますね。でも、まだプロ選手としての実績があるわけではなく、将来有望な選手のひとりにすぎないわけですから、明らかに騒ぎすぎでしょう。ポテンシャルの高さは一目瞭然ですが、まだ何者でもありません。しばらくの間、見守ってあげるべきだと思います。
■「久保フィーバー」に覚えた強い違和感
――久保選手の経歴を簡単に振り返ると、小学4年だった2011年にFCバルセロナ(バルサ)の下部組織の入団テストに受かり、川崎フロンターレの下部組織から移籍。順調にステップアップしていましたが、バルサが18歳未満の外国人選手獲得・登録違反を犯し、久保選手も公式戦に出場できなくなったために2015年に帰国。FC東京の下部組織に加入しました。
昨年は中学3年ながら飛び級でFC東京U-18に昇格。さらにトップチームに2種登録され、FC東京U-23の一員としてJ3デビュー。今年4月15日のJ3、セレッソ大阪U-23戦でゴールを決めると、5月3日のルヴァンカップ、北海道コンサドーレ札幌戦でトップチームデビューも果たしました。
久保君が4月にJ3でゴールを決めたときの報道を見て、僕はすごく違和感を覚えました。かつて森本貴幸(当時・東京ヴェルディ/現・川崎フロンターレ)の樹立したJリーグ最年少ゴール記録を塗り替えたことが、強調されていたからです。確かに久保君は15歳10カ月11日、一方、森本は当時15歳11カ月28日。でも、森本のゴールはJ1でマークしたもので、価値や重みがまるで異なります。事実を伝えるなら、久保君のゴールはJ3であること、森本はJ1でのゴールだったことまでしっかり触れるべきでしょう。
同じようなことは、トップチームでデビューしたときにも感じました。どこもかしこも「J1公式戦デビュー」と報じていました。これを見聞きすれば、サッカーに詳しくない人なら誰もがJ1のリーグ戦でデビューしたと思いますよね。でも、実際にはJ1のリーグ戦ではなく、J1リーグのチームが参加するルヴァンカップでのデビューです。
このとき、僕が思ったのは「ああ、また始まったな」ということでした。「すごい、すごいと騒いでのスター作り、アイドル作りが始まったな」と。
つづく
東洋経済オンライン 5/16(火) 6:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170516-00171512-toyo-soci
――マスコミが久保選手をスターの座に持ち上げようとしていて、話題性が先行している、と。
そうです。日本サッカー界にはかつてヒデ(中田英寿)、(中村)俊輔、小野(伸二)と、スター選手が次から次へと出てきました。2002年の日韓ワールドカップの頃です。その後、本田(圭佑)や香川(真司)が続きましたが、今は明らかにスターが枯渇しています。
いつもミランのベンチを温めている本田では新聞は売れないし、テレビも視聴率が取れなくなった。その証拠に、今シーズンのサッカー報道を見れば、カズ(三浦知良)、俊輔、大久保(嘉人)とベテランの報道ばかり。これは、旬なスターがいないということを表しています。
■久保に関する報道は「事実」がぼかされている
――確かに、今の日本サッカー界は若手のスターの話題に乏しかった感があります。
そんな状況だから、マスコミは次のスターを求めて久保君に飛びついたわけです。しかも、久保君の場合、日本人が大好きな「元バルサ」「東京五輪のエース候補」とか、「飛び級」といった肩書、フレーズがある。
久保君を日本サッカー界の救世主のように仕立て上げるには、「J3」や「ルヴァンカップ」ではインパクトが弱いんです。それでは、すごさが伝わらない。だから、マスコミは「J3」や「ルヴァンカップ」の部分をぼかして、国民をだまそうとするんです。
これは、出場機会にめぐまれていない海外組が10分くらいピッチに立っただけで、さも活躍しているように編集して、スターに仕立て上げる報道姿勢と共通するものがあります。
――ブラジルでは、明らかに才能のある10代半ばのタレントが登場した場合、メディアはどのように接し、どのように報じているんですか?
その選手が大活躍すれば、大きなニュースになりますが、まだ活躍していない選手を、話題先行で大騒ぎするようなことはないですね。そもそもブラジルにはすばらしい可能性を秘めた10代の選手なんてたくさんいるし、その後に消えていった選手もたくさんいます。だから、その選手が本当に大成したり、活躍するようになるまで待っています。それに、国民も目が肥えていますから、スターを仕立て上げたところで簡単にはだまされない。「将来、楽しみだね」という感じで見守っていますよ。
つづく
日本ではよくマスコミのことを「マスゴミ」なんて言います。でも、マスコミは国民が求めているものを報じるわけで、マスコミの報道はいわば国民の願望やレベルを映す鏡なんですよ。
久保君を報じれば、それを求める人がいて“売れる”から、マスコミが飛びつくわけです。国民がしっかりとした目を持っていれば、久保君フィーバーなんて起こらないわけなんです。
――久保選手は5月20日に韓国で開幕するU-20ワールドカップに出場するU-20日本代表にも、飛び級で選出されました。
楽しみですね。確かに飛び級ではあるけれど、代表メンバーに選ばれた以上、年齢は関係ないし、チームを率いる内山(篤)監督も、経験を積ませるために呼んだわけではなく、戦力となり得るから呼んだはずです。久保君自身にとって、世界における自分の現在地を測る良い機会になると思いますね。
ヨーロッパでも南米でも、17、18歳くらいでトップチームのレギュラーとして活躍している選手はざらにいるし、それくらいの年齢でもブンデスリーガの強豪クラブで堂々とプレーしている選手はいます。そういった選手たちとどこまでやれるのか。ただ、この年代のトップクラスの中には、すでにA代表に選出されていて、U-20ワールドカップに出場しない選手もいます。
■久保はまだ「将来のスター候補」の1人でしかない
――日本と同じグループのイタリアのGK、ACミランに所属する18歳のジャンルイジ・ドンナルンマも、今回のU-20ワールドカップには出場しません。
そうなんですよ。彼は16歳のときにセリエAデビューを果たし、17歳のときにイタリア代表デビューを果たした本物のスター選手。それに対して久保君は、あくまでも「将来のスター候補生」にすぎないわけですから、われわれは、期待しながらも成長を見守るというスタンスでいないといけない。
もし、今大会で久保君が大活躍してチームを上位に導いたり、その後にJ1デビューを果たしてゴールを決めたりしたら、そのとき初めて大きくニュースにすればいいんです。18歳になったらバルサに戻ることを希望しているという報道もあるようです。そうだとすれば、本当の勝負はバルサに戻ってから。
――バルサでの競争環境は本当に厳しいと言われます。
バルサには、これまでに「メッシの後継者」「イニエスタの後継者」として期待された選手がたくさんいたけれど、ほとんどの選手がトップチームに定着していない。ひと頃騒がれたスペイン出身のボージャン(・クルキッチ)やメキシコ出身のジオバニ・ドス・サントスも、バルサに定着することができませんでした。バルサで成功するのは、本当に難しいことなんです。
たとえば、先月、卓球のアジア選手権で17歳の平野美宇ちゃんが優勝しました。それで彼女にマスコミが集まるのは、当然のことなんですよ。なぜなら、彼女は世界ランクのトップクラスにいる中国の選手たちを倒して、結果を出したから。作られたスターではなく、本当のスターだからです。
それと比べると、久保君はまだ結果を出していない。この先もっとすばらしい選手になる可能性はすごく秘めています。でも、まだ何者でもないんですから、彼のためにも騒ぎすぎては良くないと思います。彼が大きな目標に向かっているのであれば、今はマスコミも国民もみんなが静かに見守ってあげるべきです。
(文中一部敬称略)
飯尾 篤史
多分、本人が一番分かっていて日本が嫌になってすぐに海外に行くでしょう
特に日テレ、おめーらだよ
経歴詐称のインチキブラジル土人
国民はマスコミにやめろと言えんし
これがどれだけありがたいことかわかってんのかよ
矛先を国民に向けちゃいかんだろ
久保はとっとと海外移籍すべきだな
このおじいちゃんのお仕事
引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1494992926/
コメント
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15でこれだけ出来てりゃ十分だし、バルサユースに入るのがどれだけ難易度高いか理解してない。
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