1: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:25:02.48 _USER9

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'''W杯出場を決めた今、代表で試してほしい選手

安部裕葵(FW/鹿島アントラーズ)'''

 こちらの目を釘付けにした高卒ルーキーは、19年前にも存在した。1998年、浦和レッズに入団した小野伸二(現コンサドーレ札幌)だ。

 プレシーズンマッチだったと記憶する。時の中心選手、ゼリコ・ペトロヴィッチがFKを蹴ろうと助走を始めた瞬間だった。ボールの反対側に位置していた小野も同時に助走を開始したのだ。

 セビージャ(スペイン)、PSV(オランダ)などで実績を残してきたペトロヴィッチと、18歳の新人が瞬間、ボールを挟んでぶつかりそうになったこのシーン。若造の無粋なプレーを見た、という印象ではなかった。

 FKを蹴る選手がチームで1、2を争う”業師(わざし)”だとすれば、小野にはその資格が十分にあった。プレーの中で、これまでの日本人選手からは拝(おが)んだこともない、別次元の技巧を涼しげに披露。見る側にたっぷりと衝撃を与えていたからだ。

 日本代表のサッカーを面白くさせるためにも不可欠な選手だとの思いが叶ったのは、そのすぐあとだった。時の代表監督、岡田武史氏は、1998年フランスW杯の最終メンバーに彼の名前を加えたのだった。

 ハリルジャパンのサッカーは正直、あまり面白くない。パスがつながらないとか、縦に速すぎるとか、いろいろ囁かれているが、こちらの気分を高揚させてくれる、見ていて楽しい新鮮味あふれる選手がいないことも、その大きな理由のひとつだ。従来の日本選手像を覆(くつがえ)すような若手こそが、日本代表のみならず日本サッカー界に不足している一番のポイントだと思う。

 もっとも小野の場合は、高校時代から知られた存在だった。天才的な選手だと騒がれていた。先述のプレシーズンマッチ観戦も、そうした予備知識に基づいていた。たまたま見に行った試合で、偶然、凄い新人に出くわしたわけではない。

 鹿島アントラーズのFW安部裕葵(あべ・ひろき)との違いは、そこだ。

 年代別の代表に選ばれず、日本サッカー協会からさほどマークされてこなかった選手だ。瀬戸内高校(広島)時代、ベスト8入りした高校総体で活躍した選手。肩書きはこれだけに過ぎない。

 Jリーグデビューは4月1日(第5節)。大宮アルディージャとのアウェー戦だった。後半29分から登場。ロスタイムを含めてもわずか20分のプレーに過ぎなかったが、こちらの目は奪われっぱなしだった。なんだこの選手は……。突然の出来事だったので、小野伸二のときより衝撃的だった。

 鹿島はJリーグチャンピオン。敷居の高いチームのはずだ。そのチームで、つい先日入団したばかりの知名度の低い高卒ルーキーが、舞台を圧倒するようなプレーを繰り広げる光景に、こちらのサッカーマインドは思い切り触発された。この選手は”いける”と確信した瞬間でもあった。

 5月から6月にかけて韓国で開催されたU-20W杯。内山篤監督率いるU-20日本代表チームに、その名前は存在しなかった。名前を見つけたのは、その時期に並行して開催されたトゥーロン国際に臨んだU-19日本代表のほうだった。U-20W杯に挑んだチームを1軍とするなら、影山雅永監督率いるこちらはいわば2軍だ。

 そして、1軍と2軍を精査し束ねたチームは7月、カンボジアで開催された2018年U-23アジア選手権予選に臨んだ。このチームを土台にして東京五輪に向かうそうだが、そこに安部の名前はなかった。

つづく

(集英社 Web Sportiva 9月21日掲載)


杉山茂樹  | スポーツライター9/24(日) 8:33
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugiyamashigeki/20170924-00076018/ 
  
 

2: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:25:20.18 _USER9
 一方、同じ7月、スペインの強豪セビージャと親善試合を行なった鹿島。0-0で迎えた後半17分に登場した安部は、その10分後、観衆を魅了するビッグプレーを披露する。

 右サイドでボールを受けるや、セビージャの名手MFスティーヴン・エンゾンジを深々とした切り返しで一瞬にしてかわすと、その足で前進。DFクレマン・ラングレのスライディングタックルをかわし、前進を阻止しようと最後尾で構えるDFセバスティアン・コルシアが迫ると、今度はいわゆるダブルタッチでこれまたきれいにかわす。最後は、ゴール前に走り込んできたFW鈴木優磨にソフトタッチのラストパスを配球。鹿島の先制ゴールをアシストした。

 この日、両軍選手が魅せたアクションの中で、断トツ一番のビッグプレー。試合後、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは当然の結果だった。

 19年前の小野がそうであったように、強固なディフェンダーを目の前にしても自信満々。その雰囲気や様子は、動きのシルエットの中に表れている。期待感を存分に抱かせる18歳の新人。日本代表としても十分に”いける”と確信した瞬間でもある。

 古いたとえで言えば、牛若丸。小さくて俊敏。動きが軽々としていてケレン味がない。表情、面構えもいい。相手に対する優位性がそこに滲(にじ)み出ている。技術的にも文句なし。右足も左足も使えるうえに、ポジション的にも万能型だ。

 この世代の選手では、MF堂安律(フローニンゲン/オランダ)を推す声が大きいが、プレーに余裕があるのは安部。U-20代表には、楽々選ばれていなければならない”大物”だ。だから余計に、日本サッカー協会の指導者の目を思いっ切り疑いたくなる。

 プレーがポップで臭みがないし、アイデア、企画力もある。イケているのだ、全体的に。

 どこかで「和製ディバラ」と紹介されていたが、僕はズバリ、「和製クライフ」と言いたくなる。クライフよりサイズは小さめながら、彼に似たカリスマ、大胆さが安部にはある。なにより見ていて楽しい。サッカーという競技をより面白い競技に見せてくれる選手だ。

 岡田監督は小野をW杯本大会に連れて行き、そして第3戦で起用した。時の技術委員会のメンバーから強い押しがあったからだと聞く。

 安部にはその手の援軍は期待できない。内山、影山両指導者の評価は思い切り低い。鹿島でスタメンとして常時出場しているわけではないが、それでもあえて、ここでプッシュしたくなる大きな理由だ。

 少なくとも、僕にとって安部裕葵はJリーグで一番見たい日本人選手だ。19年前の小野と同等のポジションにいる。

 代表に入れたい選手は他にもまだいるが、あえて言うなら安部が一番。日本サッカー界に活気や勢いを取り戻すためにも、現在この18歳の抜擢は不可欠だと思う。その力が彼にはあると僕は見るのだ。

11: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:34:42.16
ボールコントロールがドルトムント1,2年目の香川みたいだ
狭いエリアでも前を向けるのは素晴らしいて

12: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:34:44.96
でも明らかに得点力ないからなあ少し残念なタイプ

41: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:48:18.49
>>12
いや、こいつ得点力あるほうだろ
突然出てきて懐疑的になるのは分かるけど、
能力的な突出っぷりは杉山でなくとも見逃せないわ

55: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:52:37.50
>>41
鹿島基準で言えば本山比較になるわけで
本山の方が得点力はあった
ドリブルはこっちのがヤバいけど

29: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:42:48.04
イケメン枠的にも選ぶ価値あり

35: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:46:28.81
>>29
プレーだけじゃなく顔面もディバラに似てるよね

52: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:51:17.69
>>35
全然似てない、東南アジア系の顔だし、チャナティプの方が似てる

32: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:44:26.72
Jで10点とれよ
それすらできないならいらん

39: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:47:30.09
順調に行くと来年スタメンで出るようになって再来年20才で海外。
代表はそれからで

44: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:49:21.52
また杉山か。いらないよ

62: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:54:56.66
この選手いいよな
まあロシアは無理そうだが

67: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 09:57:52.92
よく見つけてきたなって感じだよな。

76: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 10:00:15.75
代表の試合は面白いに越したことはないけど勝つことが目標なんで

90: 名無し@サカサカ10 2017/09/24(日) 10:07:53.42
うまいけど守備とかまだ怪しい








引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1506212702/